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食事=お肌のスキンケアです♡

肌の健康を保つためには、下記のメニューを意識してそれぞれをバランスよくとることが大切です。そもそも栄養素は単独で作用するものではありません。特定の栄養素ばかりをとるような片寄ったダイエットなどにより食生活が乱れると、生活習慣病などの健康リスクだけでなく、肌にも影響を与えます。

  • 主食(炭水化物)
  • 主菜(肉・魚・卵・大豆食品)
  • 副菜(野菜、海草類、きのこ類)
  • 乳製品
  • 果物

肌によい栄養を意識的にとる

バランスのよい食生活を意識したうえでとりたい、肌の健康によい栄養素には、次のようなものがあります。

ビタミンA
肌や粘膜を正常に保つ栄養素です。βカロチンとしてほうれんそうやにんじんなどの緑黄色野菜に多く含まれ、体内でビタミンAとして働きます。老化のもととなる活性酸素の働きをおさえる抗酸化作用があるとされています。
たんぱく質
健康な肌をつくる栄養素です。肉や魚、卵や牛乳などに含まれます。ダイエット中は敬遠されがちですが、食べる部位や調理法を工夫することでカロリーを抑えることは可能です。また、ビタミンを有効活用するためにも必要です。
ビタミンC
抗酸化作用のほか、紫外線に対する抵抗力をつけるために適した栄養素です。紫外線によるダメージは、シミ・そばかすだけでなく、ハリの低下や乾燥につながります。米国皮膚科学会によると、老化の約80%は紫外線が原因と考えられています。おなじみのレモンのほか、パプリカ、芽キャベツなどに多く含まれます。
ビタミンE
抗酸化作用や血行を促進し、代謝をスムーズにする働きがあります。アーモンドやピーナッツなどのナッツ類、モロヘイヤ、アボカドなどに多く含まれています。
亜鉛
新陳代謝を活発にする栄養素です。肌荒れが起きているときには肌の新陳代謝、つまりターンオーバーが乱れていることが多いと考えられます。牡蠣(かき)、ニシン、小麦ふすま、鶏肉、豚肉、赤身の肉、レバー、卵、チーズなどに多く含まれます。

飲みすぎに注意したい飲み物

また、肌荒れを防ぐためには、次の飲み物の飲み過ぎには注意が必要です。

カフェインの入った飲み物

コーヒーなどに含まれるカフェインは、抗酸化作用のあるビタミンCを破壊するといわれていることから、肌の健康のためには避けたい飲み物です。カフェインは、コーヒーや紅茶のほか、お茶類にも含まれますので飲み物選びには注意しましょう。

アルコール

アルコールの過剰摂取は、ビタミンCやビタミンEの働きを妨げます。ビタミンCやビタミンEは抗酸化作用があるだけでなく、美肌のビタミンともいわれています。

また、身体がアルコールを分解する際には、体内の水分を多く使用します。そのため、アルコールを摂取し過ぎると肌の乾燥につながるといわれています。乾燥は肌荒れの大きな原因になりますので、注意が必要です。

冷たい飲み物

身体を冷やす冷たい飲み物は、身体によい栄養を含んでいたとしてもなるべく避けたいものです。なぜなら、身体を冷やすことで、血行不良を招くおそれがあるためです。また、冷たい飲み物によって胃がダメージを受けて胃炎を起こしたり、便秘がちになったりするなどの内臓の不調により、肌荒れにつながることもあります。

 

 

不足すると肌荒れにつながる食べ物

続いて、毎日の食生活において、不足すると肌荒れにつながるといわれる食べ物をご紹介します。

皮膚の材料になるたんぱく質

たんぱく質は、意識的に摂取しましょう。もともと、人間の身体の大部分は、たんぱく質によってできています。もちろん皮膚もたんぱく質です。たんぱく質が不足すると、肌の新陳代謝が妨げられて、肌の衰えにつながります。

便秘を防ぐ野菜や果物

先にも述べた通り、肌荒れと内臓の不調は密接に関係しています。中でも便秘が肌荒れを引き起こすことはよく知られています。長期的に腸に便がたまりつづけることで善玉菌が減り、悪玉菌の勢力が強くなることで、有害物質が発生しやすくなります。

便秘を防ぐためにいいといわれている食物繊維が不足しないように、食物繊維の豊富な野菜を積極的に摂取するようにしましょう。緑黄色野菜やゴボウ、さつまいも、ふきなどに食物繊維が豊富といわれています。また、中でも食物繊維のペクチンが含まれるトマトはおすすめです。抗酸化作用のある栄養素であるリコピンが含まれているので、肌へのよい影響も期待できるためです。

また、クエン酸などの有機酸が多く含まれているパインアップル、イチゴ、リンゴ、プルーンなどの果物も便秘予防におすすめです。